物忘れと病気

関係のある病気について

「物忘れがひどい」と一言で言っても、笑い話で済むようなものから、放っておくと取り返しのつかなくなるようなものまで、程度はさまざまです。
物忘れに関する深刻な病気には、以下のようなものがあります。

 

●アルツハイマー型認知症
脳が萎縮し、神経細胞が急激に減ることによって発症します。
徘徊、過食、睡眠障害、暴力などの異常行動を伴います。
原因はよく分かっておらず、初期の段階で発見すれば、進行を遅らせることができますが、完治はできません。

 

●脳血管型認知症
脳の動脈硬化、脳出血、脳梗塞など、脳障害が原因の大半となる認知症です。
頭痛やめまいなどを伴い、やる気がなくなり、急に物忘れが激しくなります。
強いストレスや脳卒中の後遺症などで発症することもあります。

 

●レビー小体型認知症
アルツハイマー型と間違われやすいタイプですが、認知機能に変動があり、幻視、パーキンソン症状(手足のふるえ、筋肉のこわばりなど)が出ます。

 

●軽度認知症(MCI)
激しい物忘れがあっても、日常生活は送ることができる段階です。

 

●若年性認知症
18歳〜64歳で発症した場合、若年性認知症と呼ばれます。
発症年齢が若いほど、進行が早いです。

 

●若年性健忘症
MRIなど、脳の検査では診断できない物忘れで、うつやストレスなどが原因になったり、頭を使うことが少ないと発症したりします。

 

認知症の物忘れと、ただの物忘れは違います。
例えば、きのう食べたものを思い出せない場合、ただの物忘れならヒントがあれば思い出せます。
しかし、認知症の場合は、食べたこと自体を忘れてしまっています。
エピソードそのものが抜け落ちるのです。

 

認知症というと、お年寄りの病気というイメージが強いですが、若い人にも無関係ではありません。
働き盛りの30〜40代でも、認知症予備軍といわれる「軽度認知症(MCI)」や、日常生活に支障をきたすほどの「若年性健忘症」を発症する場合があるので注意が必要です。

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